「信託」とは、「自分の大切な財産を信頼できるご家族に託し、自分が決めた目的に沿って大切な人や自分のために管理・運用・処分してもらう」制度です。財産を託された人は、信託した人の決めた目的の実現に向けて信託された財産を管理・運用・処分します。
※家族信託は信託という言葉を使いますが、投資信託等の金融商品のことではありません。銀行が取り扱う「遺言信託」とも別の制度です。
皆さんご承知の通り日本の高齢化は大きな問題となっています。 2025年には約2200万人(全人口の4人に1人)が後期高齢者となり、そのうちの約20%の約730万人が認知症患者になると予測されています。
認知症になると、生活の身の回りに支障をきたすと同時に、ご自身名義の預金口座をはじめとする様々な財産の管理ができなくなります。また、人生の終を迎える際に発生する相続手続きに関してもご家族に大きな負担をかけてしまうことも考えられます。
成年後見制度は認知症対策として国が用意した、公的機関(裁判所)の監督のもとで本人の財産の保全を図る制度です。
後見制度は使いにくいとの声を受け、昨今注目されている新たな相続・認知症対策です。
家族信託とは、『ご家族に財産管理を信じて託す』という意味で、登記件数はこの5年で2.6倍にもなります。制約なく財産の管理運用が可能な家族信託であれば、受託者の判断で『建替え』『売却』『取得』などの財産の管理運用ができます。
信託された財産は、信託契約で定められた者が承継し、委託者である親の死亡などをもって信託の終了となります。信託契約に信託財産の承継先(相続する者)を定めることにより遺言の代わりとなります!
※信託契約において、承継先を定めることができるのは、信託財産に限ります。
家族信託は、以下の3者の関係からなる制度です。
委託者(ご本人)が受託者(ご家族)に信託することができる財産の一例として、次のような財産があります。
大切な財産を預け、誰かの為、目的の実現に向けてその財産をしっかり管理・運用・処分してもらう「信託」というしくみは、次の目的で利用されています。
スマート家族信託で信託契約締結後もみなさまのパートナーとして寄り添い、常にサポートします。
行政書士事務所リフォレストでは、信託契約後の受託者様の事務負担を減らし、運用上でてくる疑問などに対応するため、『スマート家族信託』アプリを利用して万全なサポートを行っています。
※『スマート家族信託』アプリはトリニティー・テクノロジー株式会社のアプリサービスです。 ※別途アプリ利用料が発生します。
家族信託は信託契約を締結して終わりではありません。受託者には信託財産の収支を記録していく義務があります。スマート家族信託は財産の変動をアプリで簡単に登録することができます。
・信託財産の内容をリアルアイムで確認
・収支状況の記録/信託帳簿の自動生成
・信託口口座清報をAPI連携で自動取込
・法的書面/証憑書類のデータ保管
・メール/アプリでの引出し通知機能
・年1回の年次報告書等の書類作成
・システム内から行政所事務所リフォレストへの相談
スマート家族信託では、日々の収支をスマートフォンやパソコンで簡単入力ができ、信託財産の変動が自動計算されます。収支に紐づけて領収書の画像を保管可能のため、クラウド上のみで情報が完結します!
スマート家族信託は外部サー ビス「Moneytree」を利用して銀行口座やクレジットカー ド、 電子マネーと連携することが可能です。 連携することで、 収支の情報を自動で取得し、入力作業を大幅に軽減することができます。
これまでは見ることができなかった信託財産の変動をグラフで細かく確認!自動計算により、 リアルタイムでの情報を 目視することができます。
スマート家族信託では、受託者・委託者・受益者のみならず、ご家族や信託契約時に関わった専門家も 状況をリアルタイムで確認することができます。ご家族が監視することで、受託者の横領等の不正の抑止力となります。
スマート家族信託でいつでもお客様とつながっています。
信託契約に携わった行政書士事務所リフォレストへのご相談はアプリ上から簡単に行えます。
・不動産を売却したい
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・信託契約の内容を変更したい 等
様々なご相談がいつでも簡単にできます。
家族信託コンサルティング | 110,000円~ |
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※上記料金は税込表示となります。
※実費や公証役場手数料が別途かかります。
※不動産登記が発生する場合の実費や税金、報酬は、別途かかります。(提携事務所が担当いたします)